囲碁史録2

商品説明

囲碁通史と呼ばれるものについてはこれまでにも『坐隠談叢』などいくつか刊行されているが、新資料の発見などにより現在では多くの新説が登場している。
　本シリーズはこれまでに研究された囲碁史をまとめたものである。
　明治・大正・昭和には囲碁史に触れた刊行物が多く出ているが、平成以降、囲碁人口減少などもあり囲碁史の読み物も減ってきたように感じる。
　世界の碁が注目され、ＡＩの登場により碁が未来を見据えている現代。そんな時代だからこそ囲碁の原点からこれまでの流れに触れてもらいたい。

第２巻『日本への伝来』

唐の時代
（１） 唐の皇帝と囲碁
（２） 鎮神頭
（３） 発掘品
（４） 唐詩に見る囲碁
（５） 琴棋書画
（６） アジア各国への広がり
日本への伝来伝説
（１） 吉備真備の伝来伝説
（２） 弁正伝
（３） 真備以前の伝来説
（４） 奈良朝の囲碁
（５） 遣唐使の碁師
最初の「碁」の字　　　　
（１） 淤能碁呂島
（２） 古事記の碁
（３） 万葉集の碁師
（４）　風土記の碁石
平安朝と囲碁
（１） 朝廷と囲碁
（２） 碁聖寛蓮
（３） 僧侶と囲碁
（４） 文学と囲碁
（５） 武士と囲碁

著者名

光井　一矢

販売者

光井　一矢

書籍情報

製本サイズ：A5
ページ数：170
表紙加工：カラー
本文カラー：モノクロ
綴じ方：無線綴じ